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2008年3月21日 (金)

無事終了

19日のシンポ、無事終了。
午後から雨との予報が出ていたので客足が遠のくだろうと予想され、実際、「行きます」と言ってた人たちのうち何人かは来なかったけど、それでも参加者は130人超。
参加者の専門分野も日本の文学、史学、思想史、美術史、民俗学のほか、仏文、英文、西洋史、東洋史、宗教学、社会学、建築史・・・等々、多岐にわたり、また、研究者以外の参加者も少なくありませんでした。
その意味では、まずは成功と言ってよかろうと思います。

もちろん、反省すべき点も少なくないんですが。

何より、時間配分にかなり無理があったかと思います。討議の時間を十分に確保したかったので、パネリスト各20分、コメンテーター各10分と考えてました。でも、やはりそれは厳しいでしょう。特にコメンテーターには、報告に対し、やや異なる視点から情報を提供しつつコメントせよ、などと、とても10分でできるわけのない無茶な要求をしていましたからね。
できれば午前中から始めるとか、もっと時間を取ることも考えたんですが、それができず、でもメンバーは変えたくなかったので、まあ、しょうがなかろう、と。

あと、討議。
これはまったく予想外の展開でしたね。
そもそも参加者の2/3以上が予想外の人だったんですが、それでも、発言者はある程度は予想できていたつもりです。ところが、質問に立ったのは1人残らず知らない人。そして、だいたいがヨーロッパ関係の発言。司会者が、できるだけ問題を一般化すべく舵取りをしたものの、なかなか流れはそちらには向かわず。
まあ、それはそれで有意義なやりとりもできたとは思いますが、このシンポで目指していたことからすると、そして討議の時間が短かったこととも併せ、やはり消化不良感は否めません。

また、私自身の報告内容はというと、ここしばらく、似たようなネタを切り口を変えて使い回しているような感じなので、やや自己嫌悪。
ただ、問題をできるだけ一般化する必要があるという前提だったので、今回のシンポの場に提供すべき材料としては、まあ、相応しいものであったとは思います。もっとも、それを有効に使えたかどうかは、また別問題ですが。

・・・と、ツッコミどころを挙げようと思えばいくらでも挙がるんですが、今後展開させていくべき問題はずいぶん鮮明になったわけですし、さらに懇親会での議論(こちらは日本系が多かったので、ずいぶん違う趣きでしたが)も有意義なものでした。
何より、縁起研究の文脈で、こういう視点でのシンポを開催したというインパクトそれ自体も重要だと考えています。

それらを踏まえ、今後、成果をどういう形で発信していくか、ですね。
前にも書いたとおり、とりあえず今回の登壇者全員+αで1冊にするつもりですが、もちろんそれだけで終わるつもりはありません。まだまだやるべきことはたくさんあります。

・・・ただ、企画屋さんばかりやってると、地道な資料調査に割く時間がなくなるので、そのあたりをもう少し考えないといけません。

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