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2016年5月

2016年5月22日 (日)

6年目

今の大学に来て6年目となります。

某学会事務局業務は無事に新事務局に引き継ぎました。
私が引き受けた時は、前事務局業務に関わった人にも手伝ってもらったので、それなりに対応できたのですが、今度の引き継ぎでは地理的に離れていることもあり、そうはいきません。なので、今まで口伝や慣例でやっていたことも含め、しっかりとマニュアル化してから引き継ぎました。
とはいえ、実際には連日メールや電話で新事務局と対応しており、まだまだのんびりできません。
私が事務局を引き受ける前には、事務局業務の負担を分散し、院生が少ない(いない)環境でも事務局を引き受けられる体制づくりが必要と考え、複数大学事務局分担案を出したりもしましたが、実際にやってみて、そんなのはただの理想論だということを思い知りました。
すでに小委員会を設けて、そちらで進めている業務については分担も可能ですが、それ以外の仕事は、窓口となる事務局で一元化しないと、かえって大変です。やはり、院生に協力を(ほぼ)頼めない環境で事務局を引き受けたら、その期間は研究・教育や種々の校務、そしてプライベートを相当犠牲にして滅私奉公のつもりで臨まないと、絶対に事務局は運営できないということがイヤというほどわかりました。
どのくらい大変だったかというと、それなりの手当てが出る某校務を時給換算し、それを事務局業務に当てはめたら、2年数ヶ月(引き継ぎ前後も含む)で国立大学の准教授クラスの年収を確実に超えるくらいは働いたと思います。それを、本務校の仕事とは別に、無償でやっていたわけですからね。いやもう本当に大変でした。
一度事務局を引き受けてしまうと、またいずれ狙われる可能性が高くなりますが(他学会も含め)、もう二度とやりません。

さて、それはそうと、今年のゼミですが、7期生(新3回生)は13人です。
6期生は昨年度は14人でしたが、他ゼミから1人移動して来たのと、留年2人を加え、17人。教職志望は2人脱落したけれど、それでも10人。専攻内最多です(おそらく学部内でも)。
なるべく全員の教育実習訪問指導に行こうと思っていますが、行ける日が週に1日か2日しかないので、調整に難航しています。旅費以外の手当ては出ない業務で、義務でもないのですが、ゼミ生が教壇に立つ姿を見るのが楽しみなので、行ける限りは行くようにしています。

今年の授業は、前期は7コマ+リレー講義。
新カリキュラム1年目のうちに来年度以降の担当変更を予想し、かつ、政治的な理由で他部署に取られていたコマを取り戻すため、1コマ増担となってでも私が担当したかった講義を押さえたため、このようになりました。
増担分は、来年度には新カリ切り替えで1コマ消えるため、担当コマ数は元に戻りますが、うちの専攻が本来管理していたコマをすべて取り戻すためには、また別の手段を講じます。

ところで、学会事務局業務の負担過重のため昨年度は外してもらっていた某校務、今年は復帰します。
この校務もかなり負担が大きいのですが、待遇改善のため、かなりタフな交渉をしてきた成果もあって、ようやく改善に向けての動きが出てきました。しかし、抜本的な改善にはまだ遠く、教員ひとりひとりが問題を自覚しないことにはどうにもならないでしょう。

あと、専攻内で慣例として引き継がれてきた某業務、これは所定業務ではなく、完全にボランティアとしてやっていたものですが、その在り方に疑問を持ち、思い切って休止にしてしまいました。このまま廃止にするつもりです。
この業務に限ったことではありませんが、本当に教員がやる必要があるのか、本当にこの条件でよいのか、業務命令者は誰なのか、そういうことに無自覚なまま、与えられた仕事をこなすという働きかたをして疑問すら抱かないという教員が多すぎます。まあ、目の前の仕事をこなすのが精一杯で、そんなことを考える余裕もないわけですが。大学側も、教員が裁量労働制であることに付け込んで、何でもかんでもやらせようとする。「ほんとに教員ってチョロいよな」と思っているに違いありません。
専任教員は、研究と教育以外にも山ほど仕事があるのは当然ですが、しかし、本当にそれらがすべて自分が引き受けなければならない仕事なのかどうか、しっかり考えるべきです。

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